小説の名残

前に読んでていた本の感想や
読み終わってすぐの小説の感想などを書いて行きたいと思います。

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2012.08.17 Friday

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夜の国のクーパー

2012.06.21 Thursday 17:18
評価:
伊坂 幸太郎
東京創元社
¥ 1,680
(2012-05-30)
コメント:聞いたことがあるようで、見たこともあるようででも、どこか伊坂さんらしい作品だったような気がします

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主人公は妻を寝とられた男と
とある国の猫

とある国は『鉄国』と呼ばれるところと戦争をしていました。
しかし彼らは戦争に負けてしまい。
鉄国の支配を受けることになる。

だが、彼らの王は問題ないというのだが。

誰を信じ。
誰を信じないのか。

そして、クーパーとは?

謎の杉が白く変化をして、人を追いかけてくるという。

そのクーパーを倒すと人は消えるそうだ。
彼らから出る液体は人を消す効果があるという。

はてして、そのクーパーの正体とは一体。

謎だらけだけど、どこか不思議と読みやすい。
そんな感じでした。

俺はクーパーの話が好きでした。
複眼隊長の話とか好きだったんですけどね。

後はキャラクターが個性的(いつものことだけど)だったのと
猫から人間を観るので、完全に第三者視点で人を観ることが出来た気がします。

複線の拾い方なんかはいつも通り俺は好きでしたが。
最近の傾向通りすべて拾ってはくれません;;
そこはもう読者が勝手に考えるしかないのかな?
って感じでした。

伊坂幸太郎 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

マリア・ビートル

2011.01.13 Thursday 22:19
評価:
伊坂 幸太郎
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 1,680
(2010-09-23)
コメント:グラスホッパーの続編。ですが、グラスホッパーを読まなくても面白いです。最近は謎を謎のまま終わらせる感じが多かったですが。謎を少し残しましたが、基本的には拾いましたね。面白かったと思います。

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新幹線で繰り広げられる「仕事」の数々。
グラスホッパーを読んだ人はぜひ読むべきです。
マリア・ビートルを読んだ人はグラスホッパーを読むべきです。

非日常的な出来事の数々。
すべての人が主人公で全てのひとが全てのひとの脇役である。

そして、いつも通りというか、多くの伏線が隠されていて。
再読するたび「ここにも伏線が」って思わされるので、再読しても面白いです。

王子は一体どうなったんでしょう?

今回は謎を謎のまま終わらせるだけではない感じがありました。

最近伊坂さんの中で流行ってる(?)謎を謎のまま終わらせるって言う感じがすごい出てます。
そして、俺達の日常の中で起こっている出来事。
だけど、非日常の世界。
もしかしたら、俺達もいつの日かこんな世界に巻き込まれてしまうのかもしれません。

伊坂幸太郎 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |

バイバイ、ブラックバード

2010.07.04 Sunday 08:39
評価:
伊坂 幸太郎
双葉社
¥ 1,470
(2010-06-30)

久しぶりの投稿です。
忘れてたわけじゃないんです。
ただ、最近本を読む時間がなかったもので。

そして、久々に一冊読み切ったのがこのバイバイ、ブラックバードでした。
伊坂さんらしい痛快なお話です。
多分他の作家さんが書いたらもっと暗くなったりするであろうお話ですが。
伊坂テイストですね。
笑ったり、ちょっと感動させられたり。
とても面白かったです。

これ、郵便小説として出されていたそうです。

短編集なんですが、出るたびに抽選で50人に書き下ろしが郵便で届いていたそうです。
自分以外の人の作品が気になったり。
この小説でよくつかわれる言葉『あのバス』が気になったり。
自分のもとにも届いていればなー、と思わずにはいられません。笑

太宰治氏の未完の小説をベースにしていますが。
全然違いました。
これは「『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために」に載ってました。
太宰治氏の小説はそれで初めて読んだのですが。
歴史を感じるなー。っていうのが感想でした。
書き方とかやっぱり違うけど。
でも、これは結構面白いぞ。なんて思ってみたりしました。(偉そうですね。)
これが未完なのはもったいないですが。
それがあったからこそのバイバイ、ブラックバードだったのだと思えばありです。

表紙とかも個性的で凄く好きです。
最近の表紙では一番好きかもです。

バイバイ、ブラックバードに出てくる女性は皆個性的で
あー、伊坂さんのを読んでるな。って感じです。
楽しく読める本なので、多分どんな方でも楽しめると思います。

伊坂幸太郎 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

砂漠

2010.04.27 Tuesday 23:45
評価:
伊坂 幸太郎
実業之日本社
¥ 980
(2008-08-01)

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「俺達がその気になればね、砂漠に雪を降らすことだって余裕でできるんです。」

伊坂幸太郎さんの作品の中でダントツに好きな作品です。
大学生の北村君とその愉快な仲間たち(こんなこと言ったら彼らに怒られるかな?)
のお話です。
春夏秋冬と章があって、春が一年、夏が二年、秋が三年、冬が四年
彼らの素敵な大学生活を見守る小説です。

主人公の北村君は物事を分析したり、少しひねくれた見方をする子で
仲間内の四人全員同じ学部の仲間で全員少し不思議な個性を持ってます。
飲み会で仲良くなるヤマセミヘアーの鳥井君
鳥井君の小学校の時の同級生の南←少し不思議な能力の持ち主
美人だけど無愛想な東堂
そして、俺の一番好きなキャラクター
自分の信じた道をガンガン進む、相手のことなどおかまいなし、西嶋君

この5人とその周りの個性豊かなキャラクターたちの奏でる不思議な学園生活

中国語と確率の勉強をしたり
合コンをしたり
賭けボーリングをしたり
事件に巻き込まれたり
時々北村君にだまされたり

痛快です。
なんと言っても伊坂幸太郎ですから
二回、三回読むことをお勧めします。
複線もいろんなところに張ってあるし
何より彼らの学園生活に参加したい。

最後に莞爾というやつが卒業式に

「お前らみたいな仲間がほしかったんだ」

と照れくさそうに言う気持ちがよくわかります。
俺も彼らのような仲間がほしいです。
伊坂幸太郎 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |