小説の名残

前に読んでていた本の感想や
読み終わってすぐの小説の感想などを書いて行きたいと思います。

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2012.08.17 Friday

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シグナル

2011.09.03 Saturday 15:52
評価:
関口 尚
幻冬舎
¥ 680
(2010-10-08)
コメント:喜びだ。これは別れだけど、喜びだ。

JUGEMテーマ:小説全般
 
最後の最後に必ず癒しを持ってきてくれる。
ずっと幸せになんていられない。

関口尚著の作品の多くは最後に必ず癒しがある。
そして、主人公は一人じゃないことが多い。

ただ、時々いきなりの展開にびっくりする機会があるのだけは覚えておいてください。

それぞれがそれぞれの傷を抱え、その傷を誰かと互いに癒しあう。
決して傷のなめ合いをするわけじゃないんだけれども。
互いが行動することによって互いの傷をいやしあう。


ある事情により実家に戻らざるを得なかった主人公恵介と
三年間一度も映画館を出たことがないという主人公ルカ

この二人の物語。

傷ついた二人が出会うことで。
そして、映写技師というある種特別な職業の中で
彼らは互いの傷をいやしあい、そして新たな一歩を踏み歩く

映写技師という誇りと怖れを持ちつつ。
その仕事への情熱をしっかり持っているルカ。
そして、その見習いとして入る恵介。

どちらも心に深い闇を持っていて、どちらがより大きいとか大きくないとかは比べられない。
だけど、人間だれしもが持っている心の闇の部分。
トラウマであったり恐怖感であったり。

そういったものを多く抱えながら生きていき。
そして、異性に限らず同性でも、この人にならと信じられる人に必ず会える。
そして、そう言った人を大切にしていきたい。
大切にされたいと願う人の心がきっとあるし。
それを俺はこの小説から読み取ることが出来た。

ラストの部分でどうしても涙を流さずにはいられなかった。
関口尚 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

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2012.08.17 Friday 15:52
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